プライバシーの問題は裁けない

 

プライバシーの侵害だ!という表現を使うことがあります。

 
たとえば、近隣のおしゃべりなおばさんが家の出入りをチェックしていたり、服装や交際範囲、持ち物などをチェックして周囲に広めるためにストレスを感じるという場合もあるのではないでしょうか。

 

また洗濯ものが干されているのをみて、下着のデザインや柄などをあれこれ詮索されるというのも決して気持ちの良いものではありません。

 

こういった軽度なストレスも積み重なれば大変辛く、どうにかして法律で対処できるのではないかと一縷の望みを託したくなるものです。

 
しかしながら結論からいえば、プライバシーの問題というものは定義が大変曖昧であるために、法律で裁くということが困難になってきます。

 

現在は昔とは違って個人情報保護法なども定められていますが、こちらもプライバシーを完全に守れるかといえばそうではありません。

 

あくまでプライバシーの範囲をこえて実質的な損害をうけないための防御策といった程度のものなのです。

 
もし上記のようなトラブルを法律で裁こうとするのであれば、プライバシーを覗く為に住居侵入罪を犯していたなど、他の罪をおかしていなくては裁くことができません。

 

例えば室内に干してある下着をのぞくために敷地内に侵入していたというのであれば、住居侵入罪という観点から裁くことが可能となります。

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